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2016/08/03

夏本番です!!

異常とも思われる天候が続きます。

正直暑くて仕事の効率も落ちてしまいますね~。

 

フォークリフトといえば油圧でフォークを上げ下げして荷役作業を行います。

今回は油圧ポンプの修理ご紹介です。

この時期はフォークリフトの油温は、かなりの高温になります。

油圧オイルのタンクを素手で触ることはできないくらい熱くなります。

油圧のシール、パッキン類は高温にも対応できるように設計してありますが、限度を超えてしまうとトラブルとなってしまうようです。

 

今回は油圧ポンプ内部のシールが破損してしまいました。

 

20160711_133512

 

早速油圧ポンプを分解しておりますが、異常がわかりますでしょうか?

中央付近の黒いシールが割れております。

油圧のオイルがこの破損したシール部から、エンジンオイル側に吹き抜けました。

 

ポンプ内部のシールが破損すると様々な症状がでます。

今回はエンジンから白煙が発生し、煙で前が見えなくなるほどでした。

エンジンが壊れた!!っとご一報をお客様がら受け現場に急行。

よくよく観察しますとエンジンオイル量が満タンです。

20L以上オイルが入っています。

規定量は8L

なぜ?と少し悩みましたが。

現場状況からすれば、オイルが増えることは考えずらく・・・。

お客様自身がオイルを継ぎ足されることはないので。

油圧ポンプがエンジンと直結されているタイプでしたので、その場で油圧ポンプ不良と推定いたしました。

自社の修理工場に持ち帰り

分解チェックして間違いではない事を確認。

ギアポンプの摩耗具合をチェックしシールを部品屋さんに発注しました。

 

今回はシール交換で復帰いたしました。

低価格にて修理できましたので何よりです。

 

 

 

 

 

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